My BACH
夏休み中から取り掛かっていた《My Bach》 完成!
今まで長年 使っていたトルトゥリエ版から 一度開放されるためにも
今回は 主に BACHの奥さんが書き写した Handschrift (手稿譜)を参考にしました。
(BACHの自筆譜がないのが 悔しい・・・)
今まで隠れていたメロディー や いろんな新しい発見が たくさん!
カザルス・フルニエ ・クレンゲル・シュタルケル・Hugo Becker / Edmund Kurtz / George Pratth / Frits Gaillard の楽譜 (学生時代に図書館にあった版を全部コピーしたもの。) ↓
嬉しい発見 もう一つ!
今までは いろんなチェリストが出版した BACHの楽譜をひとつひとつ参考にしていたけれど・・・
今回、他のチェリストの楽譜を参考にしなくても 「自分はこう弾きたい」というBACHが 私の中に存在していた!
何故だか分からないのだけれど 自分の中に既に 自分なりのBACH 《My BACH》が鳴っていた。
それは 驚きでもあり、とても嬉しい発見でした!
今までお世話になった楽譜 と 真新しい自分の版!
ずっと使っていた 《トルトゥリエ版》。 ・・・ボロボロ
音符が見えないほど 書き込みをしまくっていた若かりし頃の楽譜・・・。
本当は、この楽譜は 恥ずかしくて人には見せられない・・・
でも いろんな思い出がたくさん たっくさ~ん詰まっている 私にとっては大切な宝もの。
楽譜を眺めると、今は亡き恩師に かなりしごかれたのを鮮明に思い出します。
遅くチェロを始めた私は 本当に手間のかかる生徒だったと思います。
10月11日 BACH 「無伴奏チェロ組曲」 第3番を 教会で演奏します。
~夏休み特集~ フランス Metz
ザールブリュッケンから 電車で1時間ほど西に走った所に フランスのMetz (メス)という街がある。近いから 一度行ってみたかった所。
《メスの中央駅》
《ポンピドゥー美術館・分館》2010年に、パリにある ポンピドゥー・センターの分館として建てられた。
素晴らしい木組みのつくり。 なんとなく『和』を感じさせるな~
巨大なのだけれど、木の優しさ と ウェーブが 人を包み込む。
テーマによって分かれた展示会場の中で
『~シンプル~』と題された場所。
槍の先の部分らしい。紀元前22~17万年 作・・・信じられない。。。
Kashiki と題された日本、肥前の陶器も展示されてありました。17世紀頃の作。
このシンプルさに あの右下のつまみが なんとも ニクイ・・・。
数日前にも 書いた、私のお気に入り作品!
『L’un』(ロストロポーヴィッチの命日に創られたオマージュ)
この建物が 日本人建築家、板茂 が携わった作品だったと 後で知りました・・・
シャガールのステンドグラスがある大聖堂。
この黄色は とても心を温かくしてくれる。
大聖堂を出る頃、ちょうど陽が射して 幻想的な光を放っていました。
いかにも フランスの雰囲気が漂う路地。
フランスのビーネちゃん☆ 「 bon appétit ! 」
私は、美味しそうな「フランスパン」を2つ 買って帰りました。
『ローエングリン』 初日
ワーグナーの『ローエングリン』が今夜 遂に 初日をむかえます。
演奏時間 正味 3時間半、2回の休憩入れると 4時間半近くの仕事。
今夜は、集中力との勝負です!
エルザ役の Elizabeth Llewellyn は、繊細で 美しい声の持ち主。
ふっ・・・と、彼女の歌う その旋律に飲み込まれてしまいます。
『Toi toi toi !』
秋刀魚が食べたい!
秋になると 私の大好物『サンマ』が恋しくなる・・・
無性に食べたくなったから 苦肉の策。
冷凍の『サバ』を また アジア屋さんで購入。
丸ごと 塩焼きにしてみました。
サバの塩焼きなんて 日本で食べたことなかったから
正直 美味しいのかどうか不安。。。
『いただきま~す!』
一生懸命に『サンマ』だと思って 食べました!
夏休み特集~!(半日サイクリング)
ブログに載せようと思って 夏休み中に たくさ~ん撮ってある写真!!
一挙公開!
今日は フランス国境沿いを 半日サイクリングした時の写真です。
~お昼休憩~
ゆで卵・サンドイッチ・自家製ピクルス・緑茶
この自家製ピクルスが
うまいんだな!
雲行きが怪しくなる・・・
↑
ここに た~くさん熟れた プラムが落っこちている。
早速 木からプラムをとりまくる! カバンに入りきらな~いっ!!
この坂は 流石に きつかった・・・
通り過ぎる車も この辺で ローギアに替えている。
《 お持ち帰り品 》
~翌日~
ケーキ と ジャムが出来上がっていた。
洋ナシ
今日 友達が お庭の洋ナシを届けてくれました☆
ポトン・・・「エ~ン、乗り切らないよぉ~」 「よいしょっ!」 「先生~!全員乗りました!」
なんだか かわいいなぁ~
『樹』
夏に マダニに刺され ライム病(ボレリア)に感染してしまった私。
関節が痛くて チェロも弾けなくて、最悪は 顎も動かせられなくて 満足に食べられない日は さすがに涙がでました・・・(T~T)
・・・と言うわけで 夏休みの半分以上は、歩行困難で どこへも行けず、こつこつ 木版画をしていました。
いろんな色を なんとか使おうと 努力した夏でしたが
結局 使った色は 私の好きな色 『緑』 でした。
今回は 『筆-Version』で 3つの作品を完成。
近くでみると こんな感じです。
筆タッチが わかるでしょうか?
この『筆-Version』は、フランスのメスにある美術館に行ったときに 気に入った ある一つの作品から インスピレーションを受けました。
美しいほどの黒で そして この筆使いに飲み込まれました。
題名を見て 2度驚き!!
『L’un』(ロストロポーヴィッチの命日に創られたオマージュ)
翻訳が正しくないかも知れませんが・・・
しばらく この絵から何かをもらっていました。
☆後日 フランスのメスに行ったときの写真も公開したいと思います☆ (^^)